ちょうごうきん。〜こども心を忘れられず散財する〜

散財日記。ロードだったりゲームだったり漫画だったり

例の庵野さんの新作観てきた。



掲示板など個人のブログなどは、ストーリーの推測やらテレビシリーズとの違いなどに焦点を当てている人が多いので、俺は別の視点から感想など。



俺が一番に思ったのは、碇シンジの演技が明るくなったこと。
明るくなったというと語弊があるかもしれない。
なんというか、今どきの子どもっぽくなったというか。

今後のストーリー展開がどうなるかわからないので、推測でものを言いますが、例えば、碇シンジがテレビシリーズと全く同じ性格で心情の持ち主として悩み葛藤していくとしても、今どきの子どもなら平常時はあれくらいサバサバとしているものだと思うんですよ。ずっと悩み続けてないって言うか、それなりにコミュニケーションが図れるというか。

よくあるのは、いわゆる普通の子どもでも意外と深い悩みをかかえているって言うパターン。そう言う今の子ども達の現状をよくとらえて居るんじゃないかなぁと思いました。


ただ、もし碇シンジがもっと前向きに物事を考えたり、根本的に性格が変化しているならこの文章は間違った解釈となるのですが、それはそれで、どうしても暗くなりがちな今の日本社会を反映して、子どもに希望を与えられるような変化だと思うので、それはいいことだと思っています。
アイキャッチにYou're not alone.(あなたは一人じゃないよ)だったことも僕は現在のEvaであり、結婚して年を重ねて今生きる庵野監督の前向きな姿勢、子ども達に観ても前向きに人生進んでいこうと思える気持ちが出ていて、すごく好感が持てました。



ただ、今後はストーリーは碇シンジが壊れていく方向へと進むみたいですから、それを観てから最終的な評価になるでしょうね。
あと3本か(汗
長いですね。