ちょうごうきん。〜こども心を忘れられず散財する〜

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iMac 27inch(Late2009)の外部入力について

iMacの27インチモデルは,それまで出力限定だったDisplayPortが入力にも対応。
実は,iMacを購入する一番の後押しはこの機能だった気がします。


ところが,このDisplayPortなかなかの曲者。

当初のEFIだと,GPUATI RADEON HD48xxシリーズしか認識しませんでした。
また,解像度も基本的には2,560×1,440ピクセルであり,
例えば1,920×1,080ピクセルは認識しない
(HDMItoDP変換でPS3などをプレイする場合かなり問題となる)
切り替えはcommand+F2で行うのですが,MacOSX上でしか認識しません。
BootCamp上では切り替えが不可。



…なんだか書いているとあまりにも欠点が多くてAppleのやる気の無さが伝わってきて泣けてきますね。
とはいえ,あるものを使わなければもったいないですから,試してみようということで,以下のようなマシンを準備してみました。

ベースマシンはML110G5(スロット削り済)で,CPUのみPentiumDCに載せ替え。あと最低限のSoundBlasterVXと削ったスロットにRadeonHD5480(DPポートあり)をのっけてみました。
OSはWindows7の32bit。
あとケーブルがDPからminiDPに変換する必要があり,このケーブルの入手がめんどくさかったです。


さて,OSのインストールですが,失敗を恐れて別のVGAポートを利用して行いました。我が家のリヤプロTVで(汗
加えて,ATIのドライバをインストール。ここまで行った段階で,iMacに接続しました。



ケーブルが刺さった状態で電源ボタンを押すと,一瞬画面が真っ青になって切り替える素振りを見せるOSX
しかし,一瞬で元に戻ります。
ここであせらず,ML110G5が起動しきったことを確認したところで,再びCommand+F2を押します。
そうするといつものログイン画面が現れます。
大成功です。


現在ではHD4000シリーズ以外でも問題なく映るようです。


この状態で再起動かけたりすればちゃんとBIOS画面なども表示できました。
たまにOSXに戻っちゃう時がありますが,強制的にCommand+F2でOK。

ちなみにフルスクリーンになるアプリもちょこっと試してみましたが,大丈夫そうです。
これだけで買い画面でドットバイドットのプロンプト画面は別の感動がありますね。


それから,調子にのって,ML110G5にMonsterXを装着,キャプチャを行ってみました。
CLD-R6G>(コンポジット)>RD-X1>(コンポーネント)>MonsterX
という経由です。
光入力で音声入力をしてみたかったのですが,どうやっても光入力された音声のピッチがあわずちょっと早い(汗
のが解消できずに,断念してアナログ入力です。


キャプチャ自体は全く問題ありません。
SD解像度ですから,PentiumDC程度でも全く問題ありません(とはいえ,Core2Duoとくらべてもキャッシュ容量程度ですから,以前使っていたPentium4と比べればかなり高性能と言えるCPUなわけですが)。
それよりHDの転送速度とかそっちが問題ありそうです。
また予算がついたらS-ATAのHDを購入してこようと思います。

しかし,ここでまた問題発生。
キャプチャを開始した状態で,Command+F2でOSXに戻り再び別の作業をしていました。
LDデッキが止まったことを確認して,再びML110G5に戻ったところ,なんと一切キャプチャが出来ていません。切り替えている間はすべてドロップフレーム扱いに(涙
ちょっとなぜそうなるのか仕組みがわかりませんが,アナログキャプチャだからなんだろうとなんとなく理由を決めつけました。
とりあえず,
キャプチャ時はプレビューをオフ。
OSXには戻さない。
という2点でしばらく様子を見ようと思います。