LDデジタル化
ついでなので、最近のデジタル化環境について。
パソコンを昨年末に買い換えまして、五年ぶりにリニューアル。
なぜかiMACになってしまったのですが、COREi5の27インチは、なかなか高速。
BOOTCAMPでWINDOWS7を動かしているのですが、エンコードも実用速度です。
実は、PCのリニューアルがLDのデジタル化再開へと気持ちが動いたのですけどね。
CLD-R7G(すべてOFF、コンポジット出力)→RD-X1(3次元YCS、S端子出力)→HR-DVS1(DV側で出力、S端子出力)→WV-DR5(DV側、iLINK出力)→iMACへ
いまこんなややこしい構成で、キャプチャしてます。
当初、SK-NETのスタビライザーをつかってキャプチャしていたのですが、結果があまりよろしくなくて断念しました。
ノイズが少なくなる長所はあるのですが、
テロップに横ノイズがのりやすい。
赤っぽい色が次のフレームにのこってしまう色残り現象が多発する
←致命的で、勇者特急マイトガインやナースエンジェルりりかSOSのLDソースだと顕著。機動戦士Vガンダムでは、若干あるものの色ずれやドット妨害がすくなかったので、OKだったのですが。
という2つをどうやっても解消できなかったのです。
で、手持ちの往年のバブルデッキを実家から運んできまして、さまざまなつなぎ方で実験したのですが、これが一番結果がよかったです。
理解はあまりできませんけどね。
これが、たとえばDVS1のVHS側のYCSで(DVS1はDV側とVHS側でYCS回路が異なる)出力すると途端に駄目でした。
DVS1のYCSに直接入力してもDV・VHSどちらのYCSを通しても結果は振るわずです。
SK-NETのやつは松下製のチップだと思うのですが、こいつをどの段階でかましてもアウトです。
色残りの激しいソースだと現在のつなぎ方が一番なのですが、いかんせん色ずれが若干発生することと、YCSによるNRが甘いことと数珠繋ぎすぎてノイジーな映像になってしまうので、るろうに剣心追憶編のように元がデジタル処理された作品だと、もったいないことになってしまいます。
ちなみにキャプチャは標準のDVこーデック。お金ができたらEDIUS NEOでも買ってCanopusDVCODECを使いたいところですが、今はフリーのキャプチャソフトウェアです。以前はEZDV→SONY TypeRと乗り換えてきた身としては、キャプチャソフトウェアの選択肢が市販品では意外となかったので驚きました。いかんせん市販品は高いものが多いですね。
なんでiMOVIEでやらないのかって?
それはですね、映像加工(ノイズ除去・24fps化・インターレース解除)が難しかったからです。
また、話によると、iMOVIEはDVCODECを使わず、ストリームをそのまま記録するらしいです。
そのため、WINDOWS7にデータを持ってきても読み込めなかったのです。
エンコードは、TMPGEncでH246にしてます。定番ですね。
新しく買いなおしました。
簡単なカットやノイズ除去がひとつのソフトでできるのはうれしい限りです。
H246でエンコードするとファイルサイズを抑えてもある程度の画質が得られるので、重宝しております。
というわけで、自分用メモもかねて久々に長文をアップロードしてみました。