ちょうごうきん。〜こども心を忘れられず散財する〜

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USBメモリについて

USBメモリが登場してもう5年くらいになりますか。

俺がはじめてその存在を知ったのは、IO-DATAにつとめていた女の子から、今度こういう商品が出るんだけど、どういう使い方が役立つかプレゼンするとすればどんな使い方を提案する?と聞かれて、答えることになったのがきっかけだった。


ちなみに、そのときの俺が出した結論は、「不要」というものだった。


理由は、当時主流だったWindows98/Meではそれぞれでドライバーが必要で、持ち運ぶ先で必ずインストールしておく必要があったため、どこでも持ち運べるFDの代わりとして使用することは不可能に近かったし、それならMOとかCD-Rで十分という考えだったのだ。

容量も現在とは違い、8〜32M程度と少なく、音楽やビデオなど容量を食うものは持ち運びできず、せいぜいワードや一太郎の文章程度しか入らなかったことも使用パターンを狭める原因だった。




……時代は流れ、OSもほとんどXPとなり、たいていのPCで前準備無しで利用可能となり、USBメモリーの使い勝手は増していった。
大容量化にともなう使用頻度の向上と個人情報保護の観点や、FDの耐久性の低下(製品の品質の低下が大きい)、モバイル機での外部メモリー(モバイル機ではCD-ROMドライブ無しが結構ある)としての用途……などなどあげればきりがないが、とにかく利用が時代のニーズとともに上がってきた。


正直新しいものには飛びつくタイプだし、先読みできる方だと、自分自身のことを思っていたのだが、このUSBメモリーだけは現在の拡大を全く予想できなかった。
今思っても悔しい限りである。