マンガ買ったよ
アマゾンからお届け物。
先日ふとCSのアニマックスを見ていたら、りぼん特集なるものをやっていたのですが、かなり昔好きだった『ハンサムな彼女』と言う漫画のアニメが放映されていたのですよ。まあ、世代がばれてしまいそうなのでアレなのですが(笑)、昔アイドルとかが好きだったので(笑)当然のようにこの漫画も好きだったわけです(『ハンサムな彼女』は舞台設定が芸能界と映画制作)。
んで、その『ハンサムな彼女』の作者が吉住渉という人なのですが、ストーリーの展開自体は非常にオーソドックスな恋愛ものなのですが、舞台設定を変わったものにするのが得意な人で、このアイドルものに始まり、お互いの両親が離婚した後パートナーを入れ替えて再婚し同居することになった男女二人の恋愛(その後、二人は兄妹かも……という展開に)だとか、好きになった同級生が実はバツイチだったとか、女装して妹の学校に転校するシスコンの話とか……枚挙につきません。
でまあ、かつてから魔法の出てくるSFファンタジーものを描きたいと言っていた吉住渉が『ウルトラマニアック』という作品を描いていたのですが、さすがにいい年齢にもなって(笑)堂々と少女漫画を読むわけにもいかず、恋愛ものといえば『恋愛ディストーション』(ほのぼのサブカルチャー的恋愛模様)とか『五年生』(おすすめ。むちゃくちゃどろどろして引くくらいの作品)とか読んで満足していたのです。
が、CS見てて吉住渉を久々に読んでみたくなったので、注文してしまいました。わー。
『ウルトラマニアック』は、設定は吉住渉っぽいんだけど、全然それを派手に生かした展開は無く、ほとんどがふつうの恋愛模様の描写でとどまっているのがちょっと残念だったかなぁ。あとダブルヒロインなんだけど、二人の性格がずいぶんと後半では変わってきたように感じられたなぁ……。最初クールな子と天然な子って感じの味付けだったのに、だんだん二人の性格が中和されてほぼ同じに見えて来ちゃったという感じかな。その辺は友人関係が深まってきて似てきた……ってとらえるべきなのかも。んでまた、連載が月刊誌で次号に続くところで読者が気になるようにラストのところをやたらと意味深に終わらせたりする事ってあるじゃない？ああいうのがちょっと強引だよなーって思うことも多々あって、あぁ俺もふつうの読み方出来なくなってきてるなーって思ってしまったり。ま、全般的には面白かった。
……最近少女漫画読んでないって書いたけど、よく考えたら矢沢あい『NANA』は読んでるな(笑)……つまり俺の中であれは少女漫画扱いされていなかったと言うことか……。あれもハチがぐだぐだだもんなー。
つーことで。
